SIMカードを廃棄する方法も知りたい!
楽天モバイルで解約や機種変更でSIMカードが不要になった場合、返却方法ついて知りたい人も多いでしょう。
この記事では、楽天モバイルのSIMカード返却に関する取り扱いルールや手順について詳しく解説します。
- 楽天モバイルSIMカード返却に必要な準備
- 楽天モバイル解約・MNP転出時のSIMカード返却の方法
- 楽天モバイルSIMカードの廃棄方法
- 楽天モバイル返却・廃棄時の注意点
楽天モバイルについてさらに詳しく知りたい場合は次の記事を参考にしてみてください。
→楽天モバイルの評判は?口コミからわかるメリットとデメリットを紹介
楽天モバイルのSIMカード返却に必要な準備
楽天モバイルのSIMカード返却は、2023年1月のルール変更により必須ではなくなりました。
楽天回線で楽天モバイルを契約している場合は、各地域の分別ルールに従って廃棄することも可能です。
しかし、ドコモ回線・au回線で楽天モバイルを利用中の人は、SIMカードを返却する必要があります。
その場合に必要な準備を下記の2つに分けて解説します。
- 返却先の住所を確認
- 封筒の用意
それでは詳しく確認していきましょう。
返却先の住所を確認
楽天モバイルのSIMカード返却に必要な準備として、返却先の住所を確認する必要があります。
返却先の住所は以下の通りです。
〒143-0006
東京都大田区平和島3-5-1 B棟2F
楽天モバイル SIM回収係
封筒の用意
楽天モバイルのSIMカード返却には封筒も用意をしましょう。SIMカードは小さいため、普通の封筒で十分返却できます。
返却に必要なものは以下のとおりです。
- 用紙
- セロハンテープ
- 封筒
- 110円切手
封筒以外にも上記の文房具を準備しておくとスムーズに返却することができます。
「MNP転出なし」楽天モバイルの解約・SIMカード返却の方法
MNP転出せずに、楽天モバイルの解約とSIMカード返却する方法について、順を追って解説します。
- メンバーズステーションで解約手続き
- 手続き完了通知をメールで確認
- my楽天モバイルで加入中のオプションを解約
- SIMカードを封筒に入れ郵送
詳しい手順を解説します。
手順①メンバーズステーションで解約手続き
楽天モバイルの解約とSIMカードを返却するために、まずメンバーズステーションで解約手続きをします。
詳しい手順は以下の通りです。
- 楽天会員IDでメンバーズステーションにログインする
- 「登録情報・設定変更」メニューを選択する
- 「楽天モバイル解約申請」をクリックする
- 契約解除料の注意事項を確認後、「解約手続きに進む」を選択する
- アンケートに回答し、「この内容で解約申請する」を最終確認する
手順②手続き完了通知をメールで確認
楽天モバイルの解約とSIMカードを返却するための次の手順は、手続き完了通知をメールで確認することです。
解約手続きが完了すると、登録メールアドレスに「解約完了のお知らせ」メールが届きます。
このメールを受け取ったら解約手続きは完了です。もしメールがこない場合は、カスタマーセンターに問い合わせをして確認してみましょう。
楽天モバイルカスタマーセンター
電話番号:050-5212-6913
受付時間:9時~18時(年中無休)
手順③my楽天モバイルで加入中のオプションを解約
楽天モバイルの解約とSIMカードを返却する際は、my楽天モバイルで加入中のオプションの解約も忘れずに行いましょう。
一部の楽天モバイルのオプションは自動的に解約されないため、個別に解約手続きが必要です。
以下は個別に解約が必要なオプションです。
- スマホ交換保証プラス
- スマホ交換保証プラス & 家電補償
- 故障紛失保証 with AppleCare Services
- 故障紛失保証 with AppleCare Services & iCloud+
- あんしん保証with AppleCare Services for Apple Watch
- 楽天モバイル買い替え超トクプログラム
- Huluなどのエンタメサービス
オプション解約手順は以下の通りです。
- my 楽天モバイルにログインする
- 「製品情報」内の「全ての製品情報」を選択する
- 解約したいオプションサービスの「解約する」を選択する
- 解約理由を選択し「解約する」を選択する
手順③SIMカードを封筒に入れ郵送
楽天モバイルの解約とSIMカードを返却するための最後の手順は、SIMカードを封筒に入れ郵送することです。
解約手続き完了後にSIMカードを返却する場合の手順は以下の通りです。
- スマホの電源を切ってからSIMカードを取り外す
- 取り外したSIMカードを用紙に貼り付ける(セロテープで固定)
- SIMカードを貼り付けた紙を封筒に入れる
- 宛先を記入し、110円切手を貼って郵送する
SIMカードは非常に小さいため、 郵送中の紛失防止のために何らかの用紙に固定してから返却することをおすすめします。
「MNP転出あり」楽天モバイルの解約・SIMカード返却の方法
MNP転出する場合の楽天モバイルの解約とSIMカード返却方法については以下の通りです。
- MNP予約番号が必要な場合はmy楽天モバイルで予約番号を取得
- 乗り換え先で契約手続き
- 楽天モバイルは自動解約
- SIMカードを封筒に入れ郵送
順番に解説します。
手順①MNP予約番号が必要な場合はmy楽天モバイルで予約番号を取得
楽天モバイルの解約とSIMカード返却するために、MNP予約番号が必要な場合はmy楽天モバイルで予約番号を取得しましょう。
以下の手順でMNP予約番号の発行をします。
- my 楽天モバイルにログインする
- 右上のメニュー(三本線)をタップする
- 「契約プラン」を選択する
- 「各種手続きはこちら」を選択する
- 「他社へのお乗り換え(MNP)」を選択する(※「解約」ではないので注意)
- アンケートに回答する
- 「MNP予約番号を発行する」を選択する
MNP予約番号は24時間いつでも発行でき、発行後すぐに表示されます。番号の有効期限は発行後15日間です。
それまでに乗り換え先で契約手続きを済ませましょう。
手順②乗り換え先で契約手続き
楽天モバイルをMNP転出で解約とSIMカードを返却する場合の次の手順は、乗り換え先で契約手続きすることです。
MNP予約番号を取得した後は、乗り換え先キャリアでの契約手続きが必須となります。具体的な手続き方法は以下の通りです。
- 乗り換え先キャリアの公式サイトで「MNP転入」を選択する
- 取得したMNP予約番号と有効期限を入力する
- 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード)をスマホで撮影しアップロードする
- クレジットカード情報や銀行口座を登録する
- SIMカードの種類(nanoSIM/eSIM)を選択する
手順は携帯会社によって異なる場合があるため、乗り換え先の公式サイトで確認しましょう。
手順③楽天モバイルは自動解約
楽天モバイルの契約は、乗り換え先で回線切り替えが完了すると自動解約されます。楽天モバイルから「ご利用停止のお知らせ」メールが届いた時点で、正式に解約手続きが完了したことになります。
my楽天モバイルにログインしても契約情報が表示されなくなるため、そちらでも解約の確認が可能です。
手順④SIMカードを封筒に入れ郵送
楽天モバイルの解約とSIMカードを返却するための最後の手順は、SIMカードを封筒に入れ郵送することです。
MNP転出ありの場合もSIMカードの返却手順は同じです。「MNP転出なし」の場合と同様に、SIMカードを封筒に入れて返却先へ郵送します。
楽天モバイルのSIMカードを廃棄する方法
楽天モバイルのSIMカードを廃棄する方法は以下の通りです。
- 個人情報保護のため、ハサミで切る・折るなど物理的に破壊する
- 各地域の廃棄ルールに従って捨てる(一般的には「燃えるごみ」として処分可能)
2023年1月のルール変更により、楽天モバイルのSIMカードは返却せずに、自分で廃棄することが可能となりました。
不要になったSIMカードは、各地域に合わせた分別方法で破棄することが認められています。
楽天モバイルの解約・SIMカード返却に関して押さえるべきポイント
楽天モバイルの解約・SIMカード返却に関して押さえるべきポイントを以下のようにまとめました。
- SIMカードを返却しなくても罰則はなし
- 解約時の違約金もなし
- 返却する場合は郵送(普通郵便)で行う
- 返却時の送料は利用者負担なので注意
- SIMカード以外の物品は返却しない
- 返却時にSIMカードの台紙は不要
詳しく見ていきましょう。
SIMカードを返却しなくても罰則はなし
楽天モバイルの解約・SIMカード返却に関して押さえるべきポイント1つ目は、SIMカードを返却しなくても罰則はないということです。
現在楽天モバイルでは、楽天回線を利用していた場合、解約後のSIMカードは自分で破棄しても問題なく、返却しなかったとしても罰則や罰金は一切発生しません。
ただし、ドコモ回線・au回線を利用した旧楽天モバイルのSIMカードについては返却する必要があるため注意が必要です。
解約時の違約金もなし
楽天モバイルの解約・SIMカード返却に関して押さえるべきポイントとして、解約時の違約金もないことが挙げられます。
楽天モバイルの解約手続きは、my楽天モバイルから24時間いつでもオンラインで可能で、解約事務手数料もかかりません。
ただし、2025年4月1日以降に楽天モバイルを契約した場合は、1年以内に解約すると最大1,078円の違約金が発生するようになったため注意が必要です。
契約から1年が経過した後であれば、契約時期に関わらず違約金は0円となります。
返却する場合は郵送(普通郵便)で行う
楽天モバイルの解約・SIMカード返却に関して押さえるべきポイント3つ目は、返却する場合は郵送(普通郵便)で行うことです。
SIMカードは普通郵便で返却でき、特別な包装や専用の封筒は必要ありません。SIMカード自体の重さは1グラム程度で、封筒に入れても25グラム以内の定形郵便で送れるため、全国一律110円切手で返却可能です。
返却時の送料は利用者負担なので注意
楽天モバイルの解約・SIMカード返却に関して押さえるべきポイントとして、返却時の送料は利用者負担という点もあります。
楽天モバイルでは、SIMカードの返却において着払いでの受け取りは一切行っていません。
着払いで送ってしまった場合、楽天モバイル側で受け取りを拒否されるため、SIMカードが返送されてくる可能性があります。
送料負担があることを理解した上で、解約手続きを進めるようにしましょう。
SIMカード以外の物品は返却しない
楽天モバイルの解約・SIMカード返却に関して押さえるべきポイント5つ目は、SIMカード以外の物品は返却しないことです。
SIMカード以外の物品が同封されていた場合、楽天モバイル側の裁量で破棄されてしまう可能性があります。
特に間違えやすいのがmicroSDカードです。SIMカードと見た目が似ているため混同しないように注意しましょう。
返却時にSIMカードの台紙は不要
楽天モバイルの解約・SIMカード返却に関して押さえるべきポイントの最後は、返却時にSIMカードの台紙は不要であるという点です。
台紙が残っていれば、SIMカードを安全に固定でき、郵送中の紛失リスクを軽減できるメリットがあります。
しかし、台紙の有無は返却の可否に影響しないため、失くしてしまった場合でも安心して手続きを進めることができます。
楽天モバイルの解約・SIMカード返却についてよくある質問
楽天モバイルの解約・SIMカード返却についてよくある質問について回答します。
楽天モバイルの解約・SIMカードは返却しなくてもいい?損しない?
楽天モバイルを解約した際のSIMカード返却について、現在の楽天モバイルのSIMカードは返却しなくても全く問題ありません。
楽天モバイルの公式サイトでも以下のように明記されています。
Q 不要になったSIMカードはどうすればよいですか?
A 解約や機種変更などにより不要になったSIMカードは、各地域に合わせた分別方法で破棄してください。
なお、楽天モバイルショップへの返却は受け付けておりませんので、あらかじめご了承ください。
注意事項
回線の解約や機種変更のお手続き完了後に、破棄してください。
引用:楽天モバイル
ただし、旧楽天モバイル(ドコモ回線・au回線)を利用していた人については返却義務が残っている場合があります。
該当する人は楽天モバイルに確認することをおすすめします。
楽天モバイルを解約後にSIMカードを返却しないとどうなる?
楽天モバイルを解約後にSIMカードを返却しなくても、罰則・罰金は一切ありません。楽天モバイルの公式サイトでも自分で処分することが正式に認められています。
記念として保管することもできますが、個人情報保護の観点からICチップ部分にハサミで切り込みを入れてから廃棄することをおすすめします。
楽天モバイルを解約・SIMカード返却後は楽天ポイントを失う?
楽天モバイルを解約・SIMカード返却後は、既に貯まっている楽天ポイントであれば失効しません。
楽天ポイントは楽天会員のアカウントに紐づいているため、楽天モバイルの解約だけでは影響されないためです。
ただし、今後のポイント獲得については大きく影響します。楽天市場のSPU(スーパーポイントアップ)では、楽天モバイルを解約した月から「楽天モバイル契約者特典分+4倍」が対象外になってしまいます。
例えば、9月30日に解約した場合、9月に購入した商品の10月15日頃のポイント付与分も対象外となってしまうため注意が必要です。
また、楽天モバイルの各種キャンペーンで獲得予定のポイントは、ポイント付与前に解約すると受け取れなくなる可能性があります。
解約を検討している場合は、獲得予定ポイントの状況を十分に確認してから手続きを進めることをおすすめします。
楽天モバイルの解約・SIMカード返却後の乗り換えには手数料がある?
楽天モバイルの解約・SIMカード返却後の乗り換えには、基本的に手数料はかかりません。
楽天モバイルでは、他社への乗り換え時のMNP転出手数料は無料です。ただし、2025年4月1日以降に楽天モバイルを契約した人は、1年以内の解約で最大1,078円の解約事務手数料が発生します。
契約から1年が経過した後であれば、解約事務手数料はかかりません。また、楽天モバイルで手数料がかからなくても、乗り換え先の携帯会社で契約事務手数料が発生する場合があります。
一般的に、新規契約時には3,000円程度の事務手数料がかかることが多いため、乗り換え先の料金体系も事前に確認しておきましょう。
楽天モバイルを解約・SIMカードを返却しても再契約できる?
楽天モバイルを解約・SIMカードを返却しても再契約は可能です。楽天モバイルでは解約から再契約までの期間に制限がなく、自分の都合に合わせて好きなタイミングで再契約できます。
楽天モバイルの再契約は、解約した回線を復活させるのではなく、新たに新規契約またはMNP転入で申し込む形になります。
そのため、加入時には再度審査が行われることも覚えておきましょう。
楽天モバイル解約時に残った未払いの端末代金はどうする?
楽天モバイルを解約・SIMカードを返却時に、残った未払いの端末代金は分割支払いが継続されます。
これは端末代金の分割支払いが、通信契約とは別のローン契約として扱われているためです。
端末代金の残債や支払い状況については、ご利用中のクレジットカード会社へ確認しましょう。
アップグレードプログラムは楽天モバイル解約・SIMカード返却後も継続される?
アップグレードプログラムは楽天モバイル解約・SIMカード返却後も継続されます。これは楽天カードの48回払いを利用した端末分割購入システムであり、通信契約とは別のローン契約として扱われているためです。
楽天モバイルを解約した後も、買い替え超トクプログラムでは以下のような取り扱いが継続されます。
- 25ヶ月目以降の端末返却で残債免除
- 楽天カードでの分割払い継続
プログラムの解約を希望する場合は、楽天モバイルの解約とは別に手続きが必要になることを覚えておきましょう。
楽天モバイルについてさらに詳しく知りたい場合は次の記事を参考にしてみてください。
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