楽天モバイルの通信エリアの現状を知りたい・・・
楽天モバイルを利用している人、乗り換えを検討している人には「楽天モバイルの通信エリアの状況を知りたい」「楽天モバイルのエリアを確認する方法を知りたい」と思っている人も多いでしょう。
この記事では、楽天モバイルの通信エリアの現状や対応エリアの確認方法について詳しく解説していきます。
- 楽天モバイルの通信エリアの現状とエリア区分
- 楽天回線エリアでもパートナー回線につながることがある
- 楽天モバイルの対応エリア確認方法は2種類
- 楽天モバイル繋がりやすいエリアはどれ?
- 楽天モバイルエリアなのに繋がらないときの対処法
楽天モバイルについてさらに詳しく知りたい場合は次の記事を参考にしてみてください。
→楽天モバイルの評判は?口コミからわかるメリットとデメリットを紹介
楽天モバイルの対応エリア確認方法は2種類
楽天モバイルの対応エリア確認方法は、契約前と後の2種類です。
エリア確認方法①契約前
楽天モバイルの対応エリアを契約前に確認する方法は、以下のとおりです。
端末 | 手順 |
---|---|
iPhone |
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Android |
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上記の方法では電波の受信レベルまでは分からないため、接続が確認できても実際の通信品質は変動する可能性があります。
公式サイトのエリアマップで確認するだけでなく、この方法も活用して契約前に実際の接続状況を把握しておきましょう。
エリア確認方法②契約後
楽天モバイルの対応エリアを契約後は「my楽天モバイル」にログインすることで、接続している回線の確認が可能です。
利用中の携帯番号の下に「楽天回線エリアに接続中」「パートナー回線エリアに接続中」と表示されます。
楽天モバイルの通信エリアの現状
楽天モバイルの通信エリアの現状について、以下の項目を解説します。
- 楽天モバイルエリアとパートナー回線エリアに分けられる
- 楽天モバイルエリアの人口カバー率
- 5Gが使える楽天モバイルエリアは限定的
- プラチナバンドのエリアも拡大中
詳しく解説します。
楽天モバイルエリアとパートナー回線エリアに分けられる
楽天モバイルを利用できる通信エリアには、楽天回線エリアとパートナー回線エリアがあります。
パートナー回線には、au回線を利用しており、楽天回線エリアと同じく無制限でも利用可能です。
楽天モバイルエリアの人口カバー率
楽天モバイルエリアの人口カバー率は99%あり、大手キャリアに追いついてきています。
パートナー回線としてau回線に繋がるため、地方や山間部など一部の地域を除けば、快適に利用可能です。
5Gが使える楽天モバイルエリアは限定的
楽天モバイルは2020年9月から5Gの提供を開始していますが、対応エリアは限定的です。
5Gを利用することで、4Gよりも快適に高画質動画やゲームなどを楽しめます。
プラチナバンドのエリアも拡大中
楽天モバイルは、都市部や山間部、建物内でも安定して繋がりやすいプラチナバンドのエリアも拡大中です。
楽天モバイルエリアは、5G回線にプラチナバンドを組み合わせることで、広いエリアで快適に利用できます。
楽天モバイルエリア区分
楽天モバイルエリア区分は、以下のとおりです。
- 4GLTE
- 5Gミリ波
- 5G Sub6
- パートナー回線
順に解説します。
楽天モバイルエリア①4GLTE
楽天モバイルエリア区分の1つ目は、4GLTEです。4GLTEエリアは、最も広範囲をカバーしており、楽天モバイルサービスエリアマップでは、ピンク色で表示されています。
5Gと比べると速度や同時接続数では劣るものの、電波の到達範囲が広く建物や障害物にも強いため、都市部や山間部などの様々な地形での安定した通信に欠かせない存在です。
楽天モバイルエリア②5Gミリ波
楽天モバイルエリア区分として、5Gミリ波も挙げられます。5Gミリ波エリアは、楽天モバイルサービスエリアマップでは、青い点状での表示です。
28GHz〜300GHzという高周波数帯を利用するミリ波は、限定的で特別なエリアで、圧倒的な通信速度と多数同時接続を実現します。
一方、障害物に弱く電波の到達距離が極めて短いという特性があります。
楽天モバイルエリア③5G Sub6
楽天モバイルエリア区分には、5G Sub6もあります。5G Sub6エリアは、楽天モバイルの5Gサービスの中心であり、楽天モバイルサービスエリアマップでは、緑色の表示です。
3.6〜6GHzの周波数帯を使用するSub6は、ミリ波ほどの超高速ではないものの、4G LTEよりも格段に通信がスムーズになるバランスの取れた通信を提供しています。
楽天モバイルエリア④パートナー回線
楽天モバイルエリア区分の4つ目は、パートナー回線です。パートナー回線であるau回線は、楽天モバイルサービスエリアマップでは、薄いピンク色で表示されています。
パートナー回線は、KDDIから提供されるバンド18と26というプラチナバンドの周波数帯を使用しており、安定した通信を提供可能です。
楽天回線エリアでもパートナー回線につながることがある
楽天回線エリアでもパートナー回線につながることがあります。なぜなら、自社基地局の整備が進んでいるものの、まだ十分な数の基地局が配置されていないため、電波が安定して届かない場所が存在するからです。
特にマンションの高層階や地下、大型商業施設の内部などでは電波が届きにくく、楽天回線エリアと表示されている場所でもパートナー回線に切り替わることがあります。
楽天モバイル繋がりやすいエリアはどれ?
楽天モバイルで最も接続が安定するのは自社回線エリア、特に5Gエリアです。5Gは通信速度と同時接続数のバランスが良く、日常使用では快適さを実感できます。
しかし、障害物に弱い特性があります。4G LTEエリアは5Gより速度は劣るものの、電波範囲が広く障害物にも強いため、安定した接続が可能です。
楽天モバイルエリアなのに繋がらないときの対処法
楽天モバイルエリアなのに繋がらないときの対処法は、以下のとおりです。
- 楽天モバイルエリアマップで最新情報を確認する
- 電源や機内モードのオンオフをする
- 楽天モバイルに問い合わせる
- モバイルデータ通信の設定を見直す
詳しく解説します。
楽天モバイルエリアマップで最新情報を確認する
楽天モバイルエリアなのに繋がらないときの対処法の1つ目は、楽天モバイルエリアマップで最新情報を確認することです。
楽天モバイルエリアに繋がらない場合「楽天モバイルサービスエリアマップ」の最新のエリア情報では、エリア外にいる可能性があります。
特に建物内や地下では電波が届きにくく、接続トラブルが発生しやすいでしょう。最新のエリアマップを参考に、自分の主な利用エリアが楽天回線でカバーされているか定期的にチェックすることがおすすめです。
電源や機内モードのオンオフをする
楽天モバイルエリアなのに繋がらないときの対処法として、電源や機内モードのオンオフをすることも挙げられます。
端末が周囲の電波から最適な信号を選択する過程でエラーが生じている可能性があるからです。
そのため機内モードのオンオフを切り替えることで、問題が解消し繋がることがあります。
機内モードのオンオフでも解決しない場合は、より根本的な解決策としてスマホの電源を完全にオフにしてから再起動してみましょう。
電源を入れ直すことで、新たに最適な電波を検索できるようになるため、問題の解決に繋がる可能性があります。
楽天モバイルに問い合わせる
楽天モバイルエリアなのに繋がらないときの対処法には、楽天モバイルに問い合わせることもあります。
楽天モバイル公式サイトの「楽天モバイルご利用者様用電波改善・調査依頼」から問い合わせが可能です。
パートナー回線の撤退が原因で繋がりない可能性があるため、原因や場所によっては代替機器を貸し出してもらえる可能性があります。
モバイルデータ通信の設定を見直す
楽天モバイルエリアなのに繋がらないときの対処法の4つ目は、モバイルデータ通信の設定を見直すことです。
もし、デュアルSIMで2つの回線を1つの端末で利用できる場合、楽天回線以外に切り替わっていると繋がりません。
モバイルデータ通信を見直して、楽天回線に設定しましょう。
楽天モバイルのエリアに関してよくある質問
楽天モバイルのエリアに関してよくある質問を紹介します。
楽天回線エリアとパートナー回線エリアが切り替わらない時はどうしたらいい?
楽天回線エリアとパートナー回線エリアが切り替わらない時は、まずパートナー回線エリア内で利用しているかを確認しましょう。
パートナー回線エリア内で利用している場合は、以下の対処法を試すと改善する可能性があります。
- 電源や機内モードのオンオフをする
- 楽天モバイルに問い合わせる
- モバイルデータ通信の設定を見直す
楽天回線エリアなのにつながらない時の原因は?
楽天回線エリアなのにつながらない時の原因は、以下のようなことが考えられます。
- 楽天モバイルの通信障害
- 機内モードがオンになっているなど端末設定の問題
- 故障といった端末本体の問題
- 電波が届きにくい場所にいる
楽天モバイルエリアでも電波が悪いといわれる理由は?
楽天モバイルエリアでも電波が悪いといわれる理由は、山間部や建物内、地下など繋がりにくい場所があるからです。
楽天モバイルエリアからau回線が撤退してもちゃんと使える?
楽天モバイルエリアからau回線が撤退しても、プラチナバンドの提供エリアを拡大しているため、問題なく利用できます。
楽天モバイルのエリアは海上でも使える?
楽天モバイルのエリアは海上では使えません。しかし、衛生と携帯電話を直接繋ぎ、通信をできるようにする準備が進められています。
基地局を建てることが困難な海上でも、通信ができるようになるでしょう。
楽天モバイルのエリアはどこの回線なの?
楽天モバイルのエリアは、楽天回線です。一方、まだカバーしきれていないエリアではパートナー回線としてau回線を活用することで全国的なサービス提供を実現しています。
楽天モバイルのエリアマップは嘘って本当?
楽天モバイルは、エリアマップを正確に表示できるように努めていると主張しています。
しかし、屋内や障害物の多いエリアでは、エリアマップの表示と実際の通信状況が異なる可能性があります。
楽天モバイルはエリア外だとどうなる?
楽天モバイルはエリア外では、自動的にパートナー回線のau回線に繋がります。しかし、パートナー回線もエリア外の場合、通信ができなくなるでしょう。
楽天モバイルはエリアの5Gエリアは狭い?改善された?
楽天モバイルの5Gエリアは、他の大手キャリアと比べると狭い傾向にありますが、基地局を増やし拡大を続けています。
楽天モバイルの5Gエリア拡大予定はある?
楽天モバイルの5Gエリアは、全国的に拡大させていくことが予定されています。
楽天モバイルのバンド28エリアはどこ?
楽天モバイルのバンド28エリアは、東京都世田谷区の一部のみです。
楽天モバイルのエリアまとめ
楽天モバイルは通信エリアを急速に拡大し、人口カバー率99%を達成して大手キャリアに迫る勢いです。
楽天回線エリアとパートナー回線(au回線)エリアの二つに区分され、都市部だけでなく地方や山間部、離島でも一定の通信品質を確保しています。
楽天回線は4G LTE、5G Sub6、5Gミリ波の3種類があり、それぞれ特性が異なります。
4G LTEは最も広範囲をカバーし、電波の到達範囲が広く建物や障害物にも強いため安定した通信が可能です。
5G Sub6は4Gより高速でバランスの良い通信を提供し、5Gミリ波は圧倒的な速度を誇りますが利用範囲は限られます。
契約前には必ず公式サイトのエリアマップで生活圏が対応エリアかどうか確認しましょう。
楽天回線エリア内でもマンションの高層階や地下、大型商業施設内では電波が届きにくく、パートナー回線に切り替わることがあります。
プラチナバンドのエリア拡大も進められており、通信の安定性が向上しています。万が一繋がらない場合は、機内モードのオン・オフや端末の再起動を試してみましょう。
今後も基地局の増設により通信環境は継続的に改善されるため、格安で高品質な通信サービスを提供するキャリアとして、楽天モバイルの今後の発展に期待が高まっています。
楽天モバイルについてさらに詳しく知りたい場合は次の記事を参考にしてみてください。
→楽天モバイルの評判は?口コミからわかるメリットとデメリットを紹介