楽天モバイルの基本情報や潰れるとされる理由を知りたい・・・
楽天モバイルを利用している人の中には「楽天モバイルが潰れるという噂を聞いたことがある」「楽天モバイルが潰れるとどんな影響があるの」と思っている人も多いでしょう。
この記事では、楽天モバイルが潰れると言われている理由やユーザーが受ける影響、将来性について詳しく解説していきます。
- 楽天モバイルの概要・基本情報
- 楽天モバイルが潰れると噂される理由
- 楽天モバイルが潰れた後にユーザーが受ける影響と将来性
- 楽天モバイルが潰れそうな場合にユーザーが取るべき行動
- 楽天モバイルの契約継続がおすすめの人
- 楽天モバイルが潰れた場合の乗り換え先を選ぶポイントとおすすめの乗り換え先2選
楽天モバイルについてさらに詳しく知りたい場合は次の記事を参考にしてみてください。
→楽天モバイルの評判は？口コミからわかるメリットとデメリットを紹介
楽天モバイルの概要・基本情報
楽天モバイルは、大手キャリアに次いで高いシェア率を持っており、無制限まで対応した従量課金制プランが特徴です。
楽天市場など楽天経済圏で生活している人や国内通話を無料で利用したい人、無制限プランを安く使いたい人におすすめできます。
楽天モバイルの基本情報は以下のとおりです。
| 基本情報 | |
|---|---|
| 料金プラン | 3GBまで：月額1,078円 20GBまで：月額2,178円 無制限：月額3,278円 |
| 家族割 | 110円割引 |
| 通話料金 | RakutenLinkアプリ使用で国内通話無料 |
| 5G対応 | ◯ |
| eSIM対応 | ◯ |
| 解約条件 | 解約条件なし |
| 申し込み方法 | オンライン 店舗 電話 |
| 決済方法 | クレジットカード デビットカード 口座振替 楽天ポイント |
家族割も提供しているので、通信費を抑えて家族で楽天モバイルを利用できます。
楽天モバイルが潰れると噂される理由
楽天モバイルが潰れると噂される理由は、以下のとおりです。
- 多額の先行投資が原因の赤字
- 楽天経済圏の改悪
- 新規契約者の獲得ペースが失速
- 5G対応エリアの問題
詳しく解説します。
多額の先行投資が原因の赤字
楽天モバイルが潰れると噂される理由の1つ目は、多額の先行投資が原因の赤字です。基地局建設や新技術導入への大規模な先行投資により、2024年1月から6月の楽天グループの決算では、759億円の赤字計上がされており、厳しい財務状況です。
楽天モバイルの黒字ラインとして、契約者数800〜1,000万件、1契約当たりの収益2,500〜3,000円が設定されています。
三木谷浩史会長は経営改善への手応えを示していますが、黒字化達成までには相当な時間を要するでしょう。
楽天経済圏の改悪
楽天モバイルが潰れると噂される理由として、楽天経済圏の改悪が挙げられます。楽天経済圏とは、日常で楽天グループのサービスを利用することで、ポイントを貯め、使う仕組みです。
例えば、楽天市場での買い物を楽天カードでし、楽天銀行で毎月の支払いを引き落とすことで、ポイントを獲得できるといった楽天経済圏の恩恵を受けられます。
しかし、楽天経済圏でのポイント還元率が下がるといった改悪が行われており、ユーザー数の減少が楽天が潰れると噂されている原因の一つです。
新規契約者の獲得ペースが失速
楽天モバイルが潰れると噂される理由には、新規契約者獲得ペースの失速もあります。楽天モバイルは、2024年10月時点で800万回線を達成しました。
しかし、NTTドコモやKDDI、ソフトバンクが数千万回線規模を維持している状況を考慮すると、市場シェアの拡大には程遠い水準です。
ユーザー獲得の伸び悩みは収益基盤の脆弱性に直結するため、楽天モバイルはプラチナバンド運用による通信品質向上やカバーエリア拡大、家族割引の導入など新規契約者獲得に注力しています。
5G対応エリアの問題
楽天モバイルが潰れると噂される理由の4つ目は、5G対応エリアの問題です。楽天モバイルの5G対応エリア拡大において、基地局設置数の圧倒的な不足が深刻な課題となっています。
2024年5月末時点での5G基地局数は17,210局に留まっており、NTTドコモの15万局以上、KDDIの10万局以上、ソフトバンクの9万局以上と比較すると大幅に少ない状況です。
プラチナバンド運用開始により建物内や地下での通信安定性は向上したものの、特に地方都市でのエリアが不足しています。
楽天モバイルが潰れた後にユーザーが受ける影響
楽天モバイルが潰れた後にユーザーが受ける影響は、以下のとおりです。
- 競合他社の料金値上げ
- 使用中のスマホは他キャリアへの乗り換えで利用可能
- 急なサービス終了はない
- 解約手数料が発生することはない
順に解説していきます。
競合他社の料金値上げ
楽天モバイルが潰れた後にユーザーが受ける影響の1つ目は、競合他社の料金値上げです。
楽天モバイルが市場から撤退することで、価格競争が弱まり、大手キャリアのサブブランドの料金が引き上がる可能性があります。
近年の格安SIM導入や通信費の値下げには、楽天モバイルが市場に参入したことで、価格競争が起きたことが背景にあるからです。
現在、格安SIMの低価格プランを使っている人にとっては、大きな影響になるでしょう。
使用中のスマホは他キャリアへの乗り換えで利用可能
楽天モバイルが潰れた場合でも、使用中のスマホは他のキャリアに乗り換えて引き続き使うことができます。
楽天モバイルからの乗り換えを検討する際、現在使用中の端末が他社キャリアでも継続利用できることは大きな安心材料になるでしょう。
以下のような楽天モバイルオリジナル端末も基本的に他キャリアで利用可能です。
- Rakuten Hand 5G
- Rakuten BIG
- Rakuten BIGs
- Rakuten Mini
乗り換え前に端末の互換性を事前に確認し、スムーズな乗り換えを実現することが重要です。
急なサービス終了はない
楽天モバイルが潰れた場合でも、サービスが急に終了することはありません。楽天モバイルがサービスを終了する際には、利用者が他のキャリアに乗り換える十分な期間が設けられることが予想されます。
これまで他のキャリアが提供を終了した際には、事前告知が行われ、利用者に十分な準備期間が設けられたからです。
急にサービスが終了しない点は安心できます。
解約手数料が発生することはない
楽天モバイルが潰れたとしても、解約手数料が発生することはありません。楽天モバイルは、解約手数料が完全無料であるため、利用者も安心できるでしょう。
契約期間の縛りや解約タイミングに関係なく、いつ解約手続きを行っても追加費用は一切発生しません。
使用していたSIMカードの返却義務もなく、手続きの簡素化が図られています。不要となったSIMカードは適切に処分すれば問題ありません。
解約手続き自体は楽天モバイル公式サイトから簡単に行えるため、乗り換えを決断した際は迅速かつ安心して手続きを進められます。
楽天モバイルは簡単に潰れる会社ではない！将来性について解説
楽天モバイルは簡単に潰れる会社ではありません。将来性について、以下の項目を解説します。
- SNS戦略による新規契約の獲得
- 通信品質は徐々に改善される
- 国内外での事業拡大
- 少なくとも2026年9月までは継続する
順に見ていきましょう。
SNS戦略による新規契約の獲得
楽天モバイルが簡単に潰れる会社ではない理由の1つ目は、SNS戦略による新規契約の獲得です。
楽天グループの三木谷社長や従業員の積極的なSNS戦略によって、新規契約の獲得に成功しています。
特に、三木谷キャンペーンや楽天社員がSNSを通じて行う楽天従業員紹介キャンペーンが注目です。
通常の紹介キャンペーンよりもお得に楽天モバイルを契約できます。
通信品質は徐々に改善される
楽天モバイルが簡単に潰れる会社ではない理由として、通信品質が徐々に改善されていることも挙げられます。
通信品質が徐々に改善されている要因は、基地局の増設や技術的な改良です。通信品質に関しての顧客満足度が上がっています。
建物内や都市部で電波が遠くまで届きやすいプラチナバンドの運用も開始しているため、楽天モバイルの通信品質はさらに向上していくでしょう。
国内外での事業拡大
楽天モバイルが簡単に潰れる会社ではない理由には、国内外での事業拡大もあります。楽天モバイルは、国内だけでなく、アジアを中心に海外へ事業拡大をしています。
特に、アジア地域ではモバイル需要が高まっており、海外でのユーザー基盤を築くことで、国内市場を超える収益が期待できるでしょう。
国内外市場での成長を考えると、楽天モバイルが潰れる可能性は低いと考えられます。
少なくとも2026年9月までは継続する
楽天モバイルが簡単に潰れる会社ではない理由の4つ目は、少なくとも2026年9月までは継続するためです。
楽天モバイルは、KDDIとのローミング協定を2026年9月まで延長するため、au回線のパートナー回線を利用できます。
パートナー回線が継続されることを考えると、少なくとも2026年9月までは、楽天モバイルが継続されると考えられるでしょう。
楽天モバイルが潰れそうな場合にユーザーが取るべき行動
楽天モバイルが潰れそうな場合にユーザーが取るべき行動は、以下のとおりです。
- 料金値上げの際は乗り換え
- 期待するサービスが受けられない場合は乗り換え
- 抜本的な改善がない場合は乗り換え
詳しく解説します。
料金値上げの際は乗り換え
楽天モバイルが潰れそうな場合にユーザーが取るべき行動の1つ目は、料金値上げの際の乗り換えです。
楽天モバイルの最大の魅力である料金プランに改悪が生じた場合、他社への乗り換えを真剣に検討すべきタイミングだと言えるでしょう。
現在の楽天モバイルは月額3,278円で無制限利用が可能な業界最安水準の料金体系を維持していますが、楽天経済圏の各種サービス改悪と連動して料金プランの見直しが行われる可能性があります。
期待するサービスが受けられない場合は乗り換え
楽天モバイルが潰れそうな場合にユーザーが取るべき行動として、期待するサービスが受けられない場合は乗り換えることも挙げられます。
楽天モバイルが新しい料金プランやサービス展開を停滞させている状況では、乗り換えを検討する適切なタイミングと言えるでしょう。
楽天モバイルは過去に1年間基本料金無料や1GB未満0円サービスなど、業界に衝撃を与える革新的なキャンペーンを数多く実施してきました。
しかし、魅力的なキャンペーンの開催頻度の低下や期待するサービス改善が見込めない状況が続く場合、より積極的にユーザー満足度向上に取り組む他社への乗り換えが賢明な選択です。
抜本的な改善がない場合は乗り換え
楽天モバイルが潰れそうな場合にユーザーが取るべき行動には、抜本的な改善がない場合は乗り換えることもあります。
楽天モバイルの通話・通信品質に根本的な改善が見られない場合、日常生活への支障を考慮して速やかな乗り換えがおすすめです。
例えば、基地局増設やプラチナバンド導入でも電波状況が改善されない、または改善方針に変化が生じた場合などがあります。
楽天モバイルの契約継続がおすすめの人
楽天モバイルの契約継続がおすすめの人は、以下のとおりです。
- 通信費を抑えたい人
- 無制限プランを低価格で利用したい人
- 国内通話を無料で利用したい人
楽天モバイルの特徴は、3GB1,078円〜無制限3,278円という業界最安水準の従量課金制の料金設定です。
通信利用量によって、幅広いユーザーのニーズに答えています。Rakuten Linkによって、国内通話が無料になるのも強みです。
楽天モバイルが潰れた場合の乗り換え先を選ぶポイント
楽天モバイルが潰れた場合の乗り換え先を選ぶポイントは、以下のとおりです。
- データ容量無制限のプランがある
- 通話料の無料プラン・オプションがある
- 通信品質と低料金どちらも期待できる
順に解説します。
データ容量無制限のプランがある
楽天モバイルが潰れた場合の乗り換え先を選ぶポイントの1つ目は、データ容量無制限のプランがあることです。
楽天モバイルの月額3,278円でのデータ無制限プランは業界屈指の低価格ですが、他社でもユニークな無制限サービスが展開されています。
mineoでは低速でのデータ使い放題や夜間データフリーオプション、LINEMOはLINEアプリでのデータ消費ゼロ、NUROモバイルはSNS利用時のカウントフリー機能などです。
自分の利用スタイルに最適なプランを選択することで、データ残量を気にすることなく快適なスマホライフを送れます。
通話料の無料プラン・オプションがある
楽天モバイルが潰れた場合の乗り換え先を選ぶポイントとして、通話料の無料プラン・オプションがあることも挙げられます。
楽天モバイルのRakuten Linkアプリによる無制限かけ放題サービスを重視していたユーザーには、通話料金を抑えられる格安SIMが重要です。
日本通信SIMでは特定プランで月70分の無料通話または5分かけ放題を標準提供しており、追加料金なしで通話を利用できます。
通信品質と低料金どちらも期待できる
楽天モバイルが潰れた場合の乗り換え先を選ぶポイントには、通信品質と低料金どちらも期待できる点もあります。
コストパフォーマンスを最重視するユーザーには、料金の安さと通信の安定性を両立した格安SIMがおすすめです。
特にIIJmioは法人契約者数No.1を誇る老舗ブランドとして、長年にわたり高品質な通信環境を提供し続けており、eSIMプランでは特に低価格を実現しています。
通信費を抑えながらも接続の安定性を妥協したくない人にとって理想的な環境になるでしょう。
楽天モバイルが潰れた場合におすすめの乗り換え先2選
楽天モバイルが潰れた場合におすすめの乗り換え先2選を紹介します。
LINEMO（ラインモ）
| 月額料金プラン | 【ベストプラン】 〜3GB：990円 〜10GB：2,090円 【ベストプランV】 〜30GB：2,970円 |
|---|---|
| 通話料金 | 【ベストプラン】 22円/30秒 【ベストプランV】 5分以内の国内通話無料 |
| 割引サービス | ・LINEMOベストプラン対象！最大14,000円相当PayPayポイントプレゼント ・LINEMOベストプランV対象！最大20,000円相当PayPayポイントプレゼント ・LINEMOベストプラン紹介で最大12,000円相当PayPayポイントプレゼント ・過去に契約ある場合は他社からの乗り換えで最大4,000円相当PayPayポイントプレゼント ・7ヶ月目まで5分以内の国内通話定額オプションが無料 ・基本料初月０円特典 |
| オプション | 通話定額5分/回：550円 国内通話無料：1,650円 |
| 通信回線 | ソフトバンク |
| 平均通信速度 | 下り：82.66Mbps 上り：16.72Mbps |
| eSIM対応 | ○ |
| 支払い方法 | クレジットカード・口座振替 |
| 店舗数 | 無し |
楽天モバイルが潰れた場合におすすめの乗り換え先は、LINEMOです。LINEMOは、ソフトバンクのオンライン専用プランであり、通信品質と低価格の両方を実現しています。
LINEのデータ消費がゼロになる「LINEギガフリー」機能があり、LINEをよく利用する人に嬉しいポイントです。
3GB月額990円と楽天モバイルと比べても安いため、月のデータ使用量が3GB程度の人におすすめできます。
ahamo（アハモ）
| 月額料金プラン | 30GB：2,970円 110GB：4,950円 |
|---|---|
| 通話料金 | 国内通話5分/回無料（超過後 22円/30秒） かけ放題オプション：1,100円 |
| 割引サービス | 無し |
| オプション | かけ放題オプション：1,100円 |
| 通信回線 | ドコモ |
| 平均通信速度 | 下り：80.72Mbps 上り：10.34Mbps |
| eSIM対応 | ○ |
| 支払い方法 | クレジットカード・口座振替 |
| 店舗数 | 店舗での手続きは不可 |
楽天モバイルが潰れた場合におすすめの乗り換え先として、ahamoも挙げられます。ahamoは、ドコモのオンライン専用プランであり、通信速度の安定性を重視する人におすすめです。
5分間の国内通話がプランに含まれているため、通話料も節約でき、追加料金なしで海外データ通信を利用できます。
電話も利用したい人や海外でも利用する機会がある人におすすめです。
楽天モバイルが潰れるリスクに関してよくある質問
楽天モバイルが潰れるリスクに関してよくある質問を紹介します。
楽天モバイルの赤字は続く？潰れる可能性は？
楽天モバイルの多額の先行投資に関する黒字ラインは、契約者数800〜1,000万件、1契約当たりの収益2,500〜3,000円とされています。
2024年末には、800万回線を突破し、単月の黒字化を達成しました。2025年度に通期で黒字化を目指しており、潰れる可能性は低いでしょう。
楽天モバイルが潰れると言われるのはなぜ？
楽天モバイルが潰れると言われるのは、主に以下のような理由があります。
- 多額の先行投資が原因の赤字
- 楽天経済圏の改悪
- 新規契約者の獲得ペースが失速
- 5G対応エリアの問題
赤字状況や楽天経済圏の改悪による契約者数の減少によっては、市場から撤退する可能性があるでしょう。
楽天モバイルが潰れると使用中のスマホはどうする？
楽天モバイルが潰れても、基本的に使用中のスマホを乗り換え先のキャリアで利用できます。
しかし「Rakuten Hand 5G」は、eSIM専用設計となっており、物理SIMカードが利用できない点に注意しましょう。
楽天モバイルが潰れるとSIMの返却も必要？
楽天モバイルが潰れてもSIMの返却は不要です。楽天モバイルでは、SIMカードの返却義務もなく、手続きの簡素化が図られています。
不要となったSIMカードは適切に処分すれば問題ありません。
楽天モバイルは将来的にサービス品質が改善される？
楽天モバイルは将来的にサービス品質が改善される可能性があります。以前は、通信品質を指摘されていた楽天モバイルですが、基地局の増設や技術的な改良により、顧客満足度が上がっています。
プラチナバンドの運用も開始しているため、将来的にサービス品質が向上していく可能性が高いでしょう。
楽天モバイルについてさらに詳しく知りたい場合は次の記事を参考にしてみてください。
→楽天モバイルの評判は？口コミからわかるメリットとデメリットを紹介
