VPNとは、どんなメリットやデメリットがあるものなの?
VPNとはどんなものかよくわからない人が多いと思います。この記事では、VPNの導入方法やおすすめなケースについて詳しく解説していきます。
- VPNとは?どんな意味?接続の仕組み
- VPN接続の種類
- VPNのメリット・デメリット
- VPNがおすすめなケースと導入方法
- おすすめのVPN3選
VPNとは?どんな意味?
VPNとは、Virtual Private Networkの略で、インターネット上に仮想の専用線を作り、大切なデータを守る技術のことです。
VPNのことをもっとよく知るために、以下の3つの項目にまとめました。
- VPNの利用シーン
- VPNと専用線の違い
- VPNの導入に必要な機器・装置
詳しく解説します。
VPNの利用シーン
VPNの利用シーンは以下の4つに分けられます。
- 複数拠点をネットワークで結ぶ場合
- 社外から社内のネットワークに接続する場合
- 無料Wi-Fiなどを安全に利用する場合
- 特定の地域のサーバーに接続する場合
例えば、企業の本社やいくつかの支店のような、複数拠点を同じネットワークで結ぶときに、VPNは適しています。
無料Wi-Fiのような不特定多数が利用でき、不正アクセスなどのリスクが高いインターネット環境を使う場合は、VPNでセキュリティを高めたほうがいいでしょう。
VPNと専用線の違い
VPNと専用線の違いは以下のとおりです。
VPN | 専用線 | |
---|---|---|
コスト | 低い | 高い |
通信速度 | 通信環境によって遅い | 速い |
セキュリティ | 高い | 非常に高い |
維持管理 | 手間がかからない | 手間がかかる |
専用線とは、拠点と拠点を一本の専用ケーブルで結んでいくように敷設する、特定の人しか使えない専用の通信回線です。
セキュリティが非常に高く、通信が安定しますが、物理的に拠点間を結ぶことで、コストと維持管理の手間がかかります。
VPNは、インターネット上に仮想の専用線を作るので、コストが低く、維持管理の手間がかかりません。
VPNの導入に必要な機器・装置
VPNの導入に必要な機器・装置は、以下のとおりになります。
- VPNゲートウェイ
- VPNクライアントソフト
VPNゲートウェイは、VPN環境を構築する上で必須の機器であり、VPNトンネルを作り、データを暗号化することが可能です。
VPNルーターとして導入するのが一般的で、ファイアウォールやウイルスチェッカーなどのセキュリティソフトを搭載した機器もあります。
VPNクライアントソフトは、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末からVPNを利用する際に必要です。
VPN接続の仕組み
VPN接続の仕組みを以下の4つに分けて紹介します。
- 仮想回線の構築「トンネリング」
- データ変換「カプセル化」
- 不正アクセス防止「認証」
- 情報漏洩リスク低減「暗号化」
順に解説します。
仮想回線の構築「トンネリング」
VPN接続の仕組みの1つ目は、仮想回線を構築する「トンネリング」です。トンネリングとは、データのやり取りをする拠点間を仮想のトンネルで繋ぐことで、特定の人だけが利用できる専用回線を作る技術になります。
トンネリングにより、不特定多数が利用するインターネット環境でも、不正アクセスを防ぎ、情報漏えいなどのリスクを抑えられます。
データ変換「カプセル化」
VPN接続の仕組みとして、データ変換をする「カプセル化」も挙げられます。カプセル化とは、細切れにしたデータをカプセルのようなもので覆い、一つにまとめる技術です。
仮想のトンネルをカプセル化されたデータが拠点間を往復してやり取りすることで、外部からデータの性質を隠すことができます。
不正アクセス防止「認証」
VPN接続の仕組みの3つ目は、不正アクセスを防止する「認証」になります。認証とは、専用回線を利用しようとする人が正当な権利を持っていることを証明させる、認証システムのことです。
情報漏洩リスク低減「暗号化」
VPN接続の仕組みとして、情報漏洩リスクを低減する「暗号化」もあります。暗号化とは、データを無意味な文字列に置き換えて、第三者が解読できないようにする技術です。
暗号化により、もし認証システムなどの不正アクセスを防ぐ技術が突破されたとしても、データを第三者から守り、情報漏えいなどを防ぐことができます。
VPN接続の種類
VPN接続の種類を以下の4つになります。
- インターネットVPN
- IP-VPN
- エントリーVPN
- 広域イーサネット
詳しく解説します。
インターネットVPN
VPN接続の種類の1つ目は、インターネットVPNです。インターネットVPNは、通常のインターネット回線上に、仮想の専用回線を作る方法になります。
既存のインターネット回線を利用することで、低コストでのVPN導入が可能です。
インターネットVPNのデメリットとして、不特定多数が利用できるインターネット回線上に仮想の専用回線を作るので、情報漏えいや不正アクセスのリスクがあります。
インターネットVPNは、自社で小規模な専用回線を低コストで構築したい人におすすめです。
IP-VPN
VPN接続の種類として、IP-VPNも挙げられます。IP-VPNは、通信業者が保有する限られた人しかアクセスできない閉域網を利用して、専用回線を構築する方法です。
不特定多数が利用できない閉域網のため、セキュリティの高さと通信環境の安定感が特徴になります。
IP-VPNは、比較的運用コストがかかるので、多少費用をかけてでも、安全性の高い、高品質な通信を求めている人におすすめです。
エントリーVPN
VPN接続の種類の3つ目は、エントリーVPNです。エントリーVPNは、通信事業者が提供する比較的安価な回線から、閉域網を利用した専用回線に接続する方法になります。
閉域網を利用する方法の中では、比較的安価に導入でき、高いセキュリティを保持できるのが特徴です。
エントリーVPNは、比較的安価にセキュリティの高いVPNを導入したい人におすすめとなります。
広域イーサネット
VPN接続の種類として、広域イーサネットもあります。広域イーサネットは、通信業者が保有している閉域網を利用し、専用回線を構築する方法です。
広域イーサネットは、閉域網を利用した高いセキュリティとインターネット設定を自由にカスタマイズできるのが特徴になります。
VPN接続の種類の中では、最も費用がかかりますが、セキュリティが高く、自由度の高いネットワークを構築したい人におすすめです。
VPNプロトコルの種類
VPNプロトコルとは、コンピューター上で通信を行う際の約束事であり、主に以下のような種類があります。
プロトコル名 | 特徴 |
---|---|
IPsec | 通信の暗号化により情報漏えいなどを防ぐ |
PPTP | 暗号化技術の安全性は低いが、通信速度が速い |
L2TP/IPsec | PPTPの進化版であり、PPTPより通信速度は遅いが、セキュリティが高い |
OpenVPN | 新しい技術であるため対応端末は少ないが、VPNプロトコルの中で、最も信頼性が高い |
VPNサービスによって採用しているVPNプロトコルが異なるので、選定の際に確認しましょう。
VPNのメリット
VPNのメリットは以下の4つです。
- セキュリティが向上する
- 拠点間での通信やスマホでの使用が可能
- 低コストで構築できる
- リモートワークなどに適切
詳しく解説します。
セキュリティが向上する
VPNのメリットの1つ目は、セキュリティが向上することです。VPNを利用することで、カプセル化や暗号化などの技術でセキュリティを高め、安全にインターネットを利用できます。
例えば、社員が公共のWi-Fiから社内のネットワークにアクセスした場合、セキュリティ対策をしていないと情報漏えいなどのリスクがあり危険です。
拠点間での通信やスマホでの使用が可能
VPNのメリットとして、拠点間での通信やスマホでの使用が可能なことも挙げられます。
VPNは、運用の柔軟性が高く、さまざまな環境に対応可能です。例えば距離が離れている拠点間や複数の拠点間でも利用できます。
スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末でも利用可能です。
低コストで構築できる
VPNのメリットには、低コストで構築できる点もあります。VPNは、物理的に専用回線を敷設することに比べ、安全性を高めつつ、コストを抑えて導入することが可能です。
特にインターネットVPNは、既存のインターネット回線を利用するので、初期費用を抑えることができます。
無料VPNは、セキュリティが低く情報漏えいなどの危険があるため、コストがかからないからといっておすすめできません。
リモートワークなどに適切
VPNのメリットの4つ目は、リモートワークなどに適していることです。VPNは離れた拠点を結ぶことができ、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末でも使えるので、リモートワークに適しています。
例えば、自宅のインターネット回線や外出先の無料Wi-Fiからでも、安全に社内ネットワークにアクセスし、業務が可能です。
個人でVPNを利用するメリットは、以下の記事も参考になります。
個人でVPNを利用するメリット|VPN Life
VPNのデメリット
VPNのデメリットは以下の3つです。
- セキュリティリスクを完全排除できない
- 通信品質が低くなるケースもある
- 選ぶ製品によってはコストが高い
詳しく解説します。
セキュリティリスクを完全排除できない
VPNのデメリットの1つ目は、セキュリティリスクを完全排除できないことです。例えば、インターネットVPNは、インターネット回線を利用するので不正アクセスのリスクを完全に失くすことはできません。
他のVPNに関しても、設定の誤りや端末の紛失などによる情報漏えいや不正アクセスが起こる可能性があります。
通信品質が低くなるケースもある
VPNのデメリットとして、通信品質が低くなるケースもあることも挙げられます。VPNは、暗号化する手間やサーバーの混雑によって、通信速度が低下することがあります。
選ぶ製品によってはコストが高い
VPNのデメリットとして、選ぶ製品によってはコストが高いこともあります。高額で多機能なVPNを導入しても、機能を使いこなせなければ、コストの無駄です。
必要な機能やどれくらいの規模でVPNを導入するかなど、事前に把握しておくとよいでしょう。
VPNがおすすめのケース
VPNがおすすめのケースは以下の3つになります。
- 社外でWi-Fiを利用する機会が多い
- テレワークの環境を整えたい
- クラウド環境への接続セキュリティを強化したい
順に解説します。
社外でWi-Fiを利用する機会が多い
VPNがおすすめのケースの1つ目は、社外でWi-Fiを利用する機会が多い場合です。社外で無料Wi-Fiに接続し、社内のネットワークにアクセスして業務を行う場合は、VPNを利用した方がいいでしょう。
なぜなら、無料Wi-Fiは誰でも利用できてしまうので、セキュリティが低く、情報漏えいや不正アクセスの危険があるからです。
テレワークの環境を整えたい
VPNがおすすめのケースとして、テレワークの環境を整えたい場合も挙げられます。社外のデータを持ち出したり、セキュリティ対策なしで自宅のネットワークから社内のデータにアクセスすると、データの紛失や情報漏えいなどのリスクがあり危険です。
コストを抑えながら、セキュリティを高めることができるので、テレワーク環境を整えるのにVPNはおすすめになります。
クラウド環境への接続セキュリティを強化したい
VPNがおすすめのケースの3つ目は、クラウド環境への接続セキュリティを強化したい場合です。
クラウド環境は、インターネット上にあるサーバーやストレージを共有できる便利なものですが、インターネットを経由するため、情報漏えいや不正アクセスなどの危険があります。
VPNを利用すれば、トンネリングや暗号化によって、インターネット上に安全な専用回線を作ることができるので、クラウド環境のセキュリティを強化することが可能です。
VPNの導入方法
VPNの導入方法を以下の2つに分けて紹介します。
- インターネットVPNの導入方法
- その他閉域網VPNの導入方法
詳しく解説します。
インターネットVPNの導入方法
VPNの導入方法の1つ目は、インターネットVPNの導入方法です。インターネットVPNの導入方法は、以下の手順になります。
- 各拠点で既存のルーターにVPNをインストール、またはVPNルーターを設置する
- ルーターの設定を完了させる
ルータの主な設定項目は、「使用するプロトコルの選択」「ユーザー名とパスワードの設定」「接続先端末のIPアドレスの入力」などです。
大規模な導入の場合は、設定の誤りによるセキュリティ低下を防ぐためにも、通信業者からの導入サービスを受けた方がいいでしょう。
その他閉域網VPNの導入方法
VPNの導入方法として、その他閉域網VPNの導入方法も紹介します。その他閉域網VPNでは、通信業者が保有する閉域網とユーザー側のLANを接続するCEルーターの設置が必要ですが、通信業者に委託する場合がほとんどです。
一般的にCEルーターの設置などのVPN環境の構築やその後の保守運用含めて、通信業者のサービスに含まれています。
おすすめのVPN3選
おすすめのVPN3選を紹介します。
- ミレンVPN
- NordVPN
- ExpressVPN
順に解説します。
ミレンVPN

料金 | 2年プラン:396円/月 1年プラン:594円/月 7日プラン:638円/7日 15日プラン:1,078円/15日 30日プラン:1,738円/30日 |
---|---|
お試し・返金保証期間 | 30日間返金保証 |
サーバー数 | 72ヶ所1,300台以上 |
同時接続デバイス数 | 10台 |
対応デバイスの種類 | Windows macOS iOS Android Amazon |
サポート方法 | メール チャット |
本拠地 | 日本 |
トレント | 〇 |
暗号化 | AES-256 |
ノーログポリシー | 〇 |
おすすめのVPNの1つ目は、ミレンVPNです。ミレンVPNは、日本企業が運営しているため、サポートやマニュアルが全て日本語に対応しているのが特徴です。
7日〜2年プランと豊富なプランが用意されているので、自分に合った期間、料金でVPNを利用可能です。
30日間返金保証がついているので、お試しで利用できます。初期設定やトラブル解消などで、サポートがないと不安な人におすすめです。
NordVPN

料金 | ベーシックプラン 2年プラン:440円/月 1年プラン:650円/月 1ヶ月プラン:1,690円/月 プラスプラン 2年プラン:570円/月 1年プラン:780円/月 1ヶ月プラン:1,820円/月 コンプリートプラ70ン 2年プラン:700円/月 1年プラン:910円/月 1ヶ月プラン:1,950円/月 |
---|---|
お試し・返金保証期間 | 30日間返金保証 |
サーバー数 | 118ヶ国7100台以上 |
同時接続デバイス数 | 10台 |
対応デバイスの種類 | Windows MacOS Linux Android iOS Chrome Firefox Edge AndroidTV tvOS その他 |
サポート方法 | メール チャット |
本拠地 | パナマ |
トレント | 〇 |
暗号化 | AES-256 |
ノーログポリシー | 〇 |
おすすめのVPNとして、NordVPNも挙げられます。NordVPNの強みは、サーバー台数の多さとセキュリティが高いことです。
機能と価格のバランスが良く、特に2年プランの長期で契約をすると、安くVPNを利用できます。
高いセキュリティと快適な通信環境を求めていて、長期利用を考えている人におすすめです。
ExpressVPN

料金 | 1ヶ月:12.95ドル 6ヶ月:9.99ドル 12ヶ月:6.67ドル |
---|---|
お試し・返金保証期間 | 30日間返金保証 |
サーバー数 | 105ヶ国3000台以上 |
同時接続デバイス数 | 8台 |
対応デバイスの種類 | iOS Android Mac Windows Linux ルーター その他 |
サポート方法 | メール チャット |
本拠地 | イギリス領ヴァージョン諸島 |
トレント | 〇 |
暗号化 | AES-256 |
ノーログポリシー | 〇 |
おすすめのVPNの3つ目は、ExpressVPNです。ExpressVPNは、独自の技術により高速で安全な通信を実現している点が特徴になります。
機能が随時更新されており、アプリが使いやすいと評判のため、個人利用や初めて使う人でも使いやすいでしょう。
大容量ファイルを送受信する人や高速通信が必要な人におすすめです。
VPNの接続方法【導入後】
VPNの接続方法をWindowsとMacに分けて紹介します。
Windowsの場合は以下のとおりです。
- スタートボタンから「設定」を選択
- 「ネットワークとインターネット」を開き、接続オプションのリストから「VPN」を選択
- 「VPN接続の追加」を選択し、「VPNプロバイダー」など設定項目を入力
- 必要項目入力後、「保存」ボタンをクリックし、設定は完了
- 「ネットワークとインターネットの設定」に戻り、接続オプションから「VPN」を選択
- 新しく作成したVPN接続を選択することで接続完了
Macの場合は以下のとおりです。
- アップルメニューから「システム環境設定」を選択し、「ネットワーク」を開く
- 「追加(+)」をクリックし、「インターフェイス」から「VPN」を選択
- 「VPNタイプ」など必要項目を入力
- 「適用」を選択後、「接続」を押すと接続完了
VPNについてよくある質問
VPNについてよくある質問を解説します。
iPhone用VPNって何?
iPhone用VPNとは、iPhoneによるインターネット上の個人情報や閲覧履歴を第三者から守るものです。
主に以下の3つのメリットがあります。
- 無料Wi-Fiを利用する際のセキュリティ向上
- インターネット規制の回避
- 特定の地域に利用が制限されたコンテンツの閲覧
iPhoneでVPNを使用するデメリットとは?
iPhoneでVPNを使用するデメリットは以下の3つです。
- 通信速度が遅くなる
- バッテリー消費が増える
- 無料VPN導入によるセキュリティ低下
VPNを利用すると、暗号化による手間やサーバーの混雑により、通信速度が遅くなることがあります。
サーバーの混雑による通信速度低下に関しては、サーバーの台数の多いVPNを利用することで防ぐことが可能です。
VPNを利用すると、通常時よりも通信量が増えるため、バッテリーの減りが速くなります。
無料VPNの中には、ユーザーの個人情報や閲覧履歴を記録し、運営側が利用している場合やセキュリティが低いことによる情報漏えいの危険性があり注意が必要です。
おすすめのVPNは以下の記事も参考になります。
「VPNのおすすめ12選!メリットや選定のポイントを解説|kyozon」
iPhoneでVPNを使用する方法とは?
iPhoneでVPNを使用するためには、iOS専用アプリを利用する方法と手動で接続する方法があります。
VPNサービスのほとんどは、iOS専用アプリを提供しているので、アプリをインストールするだけで利用可能です。
もし、手動でVPNへ接続する場合は以下の手順で行いましょう。
- iPhoneの「設定」から「一般」を選択
- 「VPNとデバイス管理」を選択
- 「VPN」を選択し、「VPN構成を追加」をタップ
- 必要な情報を入力する
セキュアVPNとは?
セキュアVPNとは、ノートンライフロック社が提供するVPNサービスです。セキュリティソフト「ノートン360」を使っている人であれば、追加料金なしで導入できます。
SSL-VPNとは?
SSL-VPNとは、VPNプロトコルの一つであり、専用ソフトのインストールが必要なく、簡単に設定できるのが特徴です。
導入する際は、社内ネットワークのVPNゲートウェイに専用のSSL-VPN機器を設置する必要があります。
VPNとWiFiの違いとは?
VPNとWiFiの違いは、安全性です。誰でもインターネットを利用できることで便利なWi-Fiは、不特定多数の人が利用するため、第三者による不正アクセスや情報漏えいの危険があります。
一方VPNは、暗号化などにより外部からの不正アクセスや情報漏えいからデータを守ることが可能です。
パーソナルVPNとは?
パーソナルVPNとは、VPNサービスの利用者が安全にインターネットを利用するために作られた専用回線のことです。
インターネット利用の際のセキュリティ向上やインターネット規制のある地域でのインターネット利用、特定の地域のみ利用できるコンテンツにアクセスできます。
VPNについては以下の記事も参考になります。
→VPN(Wi-Fi セキュリティ)ソフトとは|フリーソフト100
RAV VPNとは何?
RAV VPNとは、ReasonLabs社が開発したVPNアプリです。RAV VPNは、他のアプリをインストールする際に、チェック内容をしっかり確認しないと一緒にインストールされることがあります。
必要なければアンインストールして問題ありません。
当サイト「わかるVPN」が総力を挙げてVPN12社を徹底比較し、おすすめを紹介しています。
あなたが選ぶべき格安SIMはどれなのかが分かりますので、迷った時の参考にしてみてください。